さよならドビュッシー/中山七里

「このミステリーがすごい!」大賞に選ばれた一冊。
プロのピアニストを目指す主人公は火災で全身火傷の重傷を負ってしまう。
ほぼ全身の皮膚を移植し、プロのピアニストを目指すのは絶望的な状況であった。
そんな彼女を突き動かしたのはドビュッシーの「月の光」の美しい旋律だった。
しかし次々と彼女の周りで不幸な事故が起こってしまう。
本格的な音楽描写と、同時に急展開なミステリーも楽しめます。


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