西アフリカでは今でも様々な儀式やお祭り冠婚葬祭で伝統的な音楽が演奏されています。 しかし現在の都市部では「ダンスグループ」や「パーカッショングループ」でショーの為に 様々にアレンジされたスタイルが主流になっています。 ギニア出身の世界的に有名なジンベドラマーの「ママディ・ケイタ」は、その違いを “トラディショナル”と“フォルクローレ”という言い方で分けています。ここで気を付けなけれ ばいけないのは日本人が考える伝統とアフリカの人達が考える伝統とは違うと言う事です、 彼らは伝統音楽を日本の雅楽や能楽や神楽のようなやり方で純粋な形として残す事に大きな意味があ るとはあまり考えていないという事です、という事はジンベのリズムが形作られてから現在に至るま での間かなり変化してきたろうと思われます、そして今も変化し続けています。
